多様な人財の総活躍
障がい者雇用・活躍推進
「誰もが、楽しく、誇りをもって」働くことのできる職場を目指して
障がい者雇用「地域密着モデル」・事務サポートセンターの全国展開を通じた地域共生社会の実現
障がい者雇用「地域密着モデル」
各地域の特別支援学校から、主に知的障がいのある生徒をインターンシップ(企業実習)を経て、部支店長席に事務補助要員として採用する「地域密着モデル」を展開しています。2023年4月現在、33人の障がいのある社員が各職場で活躍しています。
あんしんサポート損害サービス第一部 西村真凛(2023年入社)
事務サポートセンター(特定業務集中職場)の展開
恵比寿・日本橋・大阪・名古屋の4ヵ所で事務サポートセンター(特定業務集中職場「以下:JSC」)を展開しています。障がいのある社員それぞれがハンディを強みに変え、求められる以上の業務品質を日々目指して、各部支店から業務を請負い、活躍しています。
恵比寿JSC(2017年4月開設)
本社各部署からの切り出し業務を中心に業務を請負い、高い評価をいただいています。メンバー一同モチベーション高く業務に取り組んでいます。
日本橋JSC(2020年4月開設)
依頼業務に全力で対応することはもちろん、日々業務への習熟やスキルアップに取り組んでいます。依頼部署から、商品知識を踏まえた臨機応変な対応をしてもらえたと高い評価をいただいています。
大阪JSC(2020年4月開設)
新規業務対応時には都度マニュアルを作成し、スポットや工数の多い業務にも全員が対応できるようにしています。また、業務終了後にダブルチェックを徹底し、ミスの防止と作業品質の向上を常に目指しています。
名古屋JSC(2022年4月開設)
2022年4月に事務チーム4人、オフィスチーム2人でスタートしました。業務の先のお客さまのことを意識し、会社に貢献できるように、かつ依頼元に喜んでもらえるよう全員で協力して業務を行っています。
シニア社員の活躍
シニア層の社員がチャレンジ意欲や誇り、やりがいをもって働き続けることが「多様な人財が総活躍する」風土作りにつながると考えています。
研修や制度の拡充に加え、55~59才の社員を対象に、「キャリア&ライフデザイン研修」を実施しています。また、シニア世代に向かう45~49才の社員に対して、キャリア(働き方)だけでなく、人生の歩み方という視点から、立ち止まって考える「キャリアのミライ戦略」を実施します。
再雇用制度では、一人ひとりの「やりがい」につながるよう、担う役割に応じたメリハリある処遇体系を設けています。
外国籍社員の活躍
さまざまな国籍の社員の活躍で、多様な視野・知見の融合によるイノベーションが起こり、企業の発展につながると考えています。2023年5月現在55名の外国籍社員が、本社および現場第一線で能力を発揮し、活躍しています。
アスリート社員の活躍
アスリート研修会に集合した所属アスリート社員
スポーツを通じた地域貢献・教育支援:小中学校での講演・体験授業実施
中央が、2020東京パラリンピック日本代表 秋田啓
人権啓発
ダイバーシティ推進の前提となるのは、差別・ハラスメントのない、人権が尊重された職場環境です。
当社では、多くの研修等の機会を通じて社員の人権啓発に努めています。
LGBTQの理解・支援
誰もが安心して活躍できる会社・社会づくりを目指し、LGBTQ※1の理解促進に向けた取り組みを行っています。
2017年には同性パートナーの結婚・育児・介護関連等諸制度の適用を可能にし、2020年には社員の理解度向上に向け「LGBTQ支援・理解促進ハンドブック」を作成・配布しました。2021年度からは6月・11月を「レインボー月間」と称し、社内SNSのLGBTQポータルサイト「ALLY(アライ)※2」を活用したLGBTQ支援・理解促進の情報交流等を行っています。今年度は、さらに社内外に理解・支援を促すため、DE&I推進担当役員メッセージの配信や、当社の取組姿勢を表すロゴのレインボーバージョンを公式ホームページや名刺等に表示しています。
また、MS&ADインシュアランス グループでは、人権基本方針に性的指向や性自認等による差別禁止を定めるとともに、グループ共同取組として「LGBTQオープンセミナー」の開催やLGBTQの支援を行う非営利団体「work
with Pride」に協賛し、各種活動に参画しています。
これまでの活動が評価され、「work with
Pride」が策定した「PRIDE指標2023」で3年連続ゴールド評価を受賞しました。