あいおいニッセイ同和損保 MS&AD INSURANCE GROUP

CSV×DXの実践事例

当社では、中期経営計画において「CSV×DXを通じて、お客さま・地域・社会の未来を支えつづける」を目指す姿としており、基本戦略の一つにサステナビリティへの取組強化を掲げています。
CSV×DX(※)の実践が、当社の「ミッション・ビジョン・バリュー」および、「レジリエントでサステナブルな社会の実現」に繋がることを社員一人ひとりが理解し、「自分ゴト」として積極的に取り組んでいる優れた事例をご紹介します。

  • CSV×DX(CSVとは、Creating Shared Value。最先端・独自の技術やデジタル・データの活用、特色あるパートナーとの協業により、お客さま・地域・社会が真に求める新たな価値を提供していくことで、国内外のあらゆる事業を通じて、お客さま・地域・社会とともに社会・地域課題の解決にグローバルに取組むこと。)

2024年度好事例

関西企業営業第一部
テレマティクス・モビリティサービス事業開発部
未来戦略創造部
MS&ADインターリスク総研㈱
Osaka Metroグループの大阪シティバス、Aioi R&D Lab-Oxfordと共にテレマティクス技術をベースにした運転挙動や車両特性等に基づく「バス向けの安全運転スコアリング」を開発。
MS&ADインターリスク総研は、スコアリングに連動した教育コンテンツを検討。ドライバーに運転スコアリングや教育コンテンツを提供して安全意識の向上を図り、全国のバス事業者に提案・導入を促し、恒常化している高損害率の大幅改善を目指す。
受賞写真
宮崎支店
テレマティクス・モビリティサービス事業開発部
デジタルビジネスデザイン部
宮崎県警察と高齢ドライバーの事故削減に向けた実証実験を実施。VisualDriveで高齢ドライバーの日常の運転実態を可視化し効果的な交通事故防止策の構築が可能かを検証。
可視化による交通事故防止策構築の有効性が確認され宮崎県警察にて2025年度事業化決定。(一般競争入札にて、2025年8月落札)
同時に県内教習所にてVisualDrive活用した日常の運転の把握と運転実態に応じたトレーニングメニューを開発。
受賞写真

2023年度好事例

神戸支店
IT統括部
マーケット開発部
経営企画部
誰もが安全・安心に暮らせるまちづくりに向けた住民参加型の「車いす街歩きイベント」を一般社団法人WheeLogと共催した取組み。
イベントで収集したバリアフリー情報を「WheeLog!アプリ」という地図と連動したアプリへ投稿し、誰でも閲覧可能なバリアフリーデータとして公開した。
今後は、バリアフリーデータの拡充に向けて、自治体や他企業とも連携したオープンデータの利活用も検討している。
デジタルビジネスデザイン部
自動車保険部
テレマティクス・モビリティサービス事業開発部
世界的にカーボンニュートラルの潮流が加速する中、真の脱炭素社会を実現するには、企業だけではなく、生活者一人ひとりの温室効果ガス削減活動を積み上げることも重要である。そこで、生活者一人ひとりの活動の中でも「自動車由来の排出CO2の削減」に着目し、テレマティクス技術によって得られる自動車の走行データを活用し、ドライバー一人ひとりの運転によるCO2の排出量・削減量を可視化し、更にCO2削減を促すためのインセンティブ還元モデルを企画した取組み。

2022年度好事例

関西企業営業第一部 当社のリアルタイム被害予測アプリ「cmap」に気象予測データを搭載して、「いのち輝く未来社会のデザイン」として開催される大阪・関西万博における熱中症対策スキームとして、万博アプリと連携することを前提に、「飲料サービス」「Pushサービス」「保険」を組み合わせたスキームを企画・提案した取組み。なお、本件は公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に提案しましたが採用には至っていない。
経営企画部
マーケット開発部
埼玉支店
静岡支店
福井支店
自治体や警察における通学路の見直しや標識設置等の交通政策において、当社が保有するテレマティクスデータをもとに、「危険な交差点」を客観的に推定し、当該交差点の「危険の要因」を詳細に分析し、「最適な交通対策」をサジェストする取組み。
政策実施後のテレマティクスデータを収集し、対策の「効果検証」を行っている。