サステナビリティCSV×DX大賞
当社では、中期経営計画において「CSV×DXを通じて、お客さま・地域・社会の未来を支えつづける」を目指す姿としており、基本戦略の一つにサステナビリティへの取組強化を掲げています。
CSV×DX(※)が、当社の「ミッション・ビジョン・バリュー」および、「レジリエントでサステナブルな社会の実現」に繋がることを社員一人ひとりが理解し、「自分ゴト」として取組むことを目的に、サステナビリティCSV×DX大賞を実施しています。
- CSV×DX(CSVとは、Creating Shared Value。最先端・独自の技術やデジタル・データの活用、特色あるパートナーとの協業により、お客さま・地域・社会が真に求める新たな価値を提供していくことで、国内外のあらゆる事業を通じて、お客さま・地域・社会とともに社会・地域課題の解決にグローバルに取組むこと。)
これまでの受賞取組み
国内外からの応募取組みを、評価ポイント(価値の創造・コミュニケーション・取組姿勢・発展性)に基づき、総合的に評価の高い部支店の取組みを入賞として選考しています。その後、サステナビリティ委員会(※)において入賞組がプレゼンテーションを行い、委員会メンバーによる審査のもと大賞と優秀賞を決定します。
- サステナビリティ経営の推進に係る課題別委員会。委員会メンバー・オブサーバー(社外委員2名を含む)により構成。
2023年度
【大賞】 神戸支店 IT統括部 マーケット開発部 経営企画部 |
誰もが安全・安心に暮らせるまちづくりに向けた住民参加型の「車いす街歩きイベント」を一般社団法人WheeLogと共催した取組み。 イベントで収集したバリアフリー情報を「WheeLog!アプリ」という地図と連動したアプリへ投稿し、誰でも閲覧可能なバリアフリーデータとして公開した。 今後は、バリアフリーデータの拡充に向けて、自治体や他企業とも連携したオープンデータの利活用も検討している。 | |
---|---|---|
【優秀賞】 デジタルビジネスデザイン部 自動車保険部 テレマティクス・モビリティサービス事業開発部 | 世界的にカーボンニュートラルの潮流が加速する中、真の脱炭素社会を実現するには、企業だけではなく、生活者一人ひとりの温室効果ガス削減活動を積み上げることも重要である。そこで、生活者一人ひとりの活動の中でも「自動車由来の排出CO2の削減」に着目し、テレマティクス技術によって得られる自動車の走行データを活用し、ドライバー一人ひとりの運転によるCO2の排出量・削減量を可視化し、更にCO2削減を促すためのインセンティブ還元モデルを企画した取組み。 |
2022年度
【大賞】 関西企業営業第一部 | 当社のリアルタイム被害予測アプリ「cmap」に気象予測データを搭載して、「いのち輝く未来社会のデザイン」として開催される大阪・関西万博における熱中症対策スキームとして、万博アプリと連携することを前提に、「飲料サービス」「Pushサービス」「保険」を組み合わせたスキームを企画・提案した取組み。なお、本件は公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に提案しましたが採用には至っていない。 |
---|---|
【優秀賞】 経営企画部 マーケット開発部 埼玉支店 静岡支店 福井支店 |
自治体や警察における通学路の見直しや標識設置等の交通政策において、当社が保有するテレマティクスデータをもとに、「危険な交差点」を客観的に推定し、当該交差点の「危険の要因」を詳細に分析し、「最適な交通対策」をサジェストする取組み。 政策実施後のテレマティクスデータを収集し、対策の「効果検証」を行っている。 |
2021年度
【大賞】 火災傷害保険部 福井支店 マーケット開発部 | 営業第一線での活動の情報連携の中での課題をふまえ、ワクチン接種に携わる医療従事者を対象に簡便な手続きで加入できるパッケージプランを提供し、社会課題を見据えた地方創生取組みの一環としてニュースリリースを発信。医療従事者が安心してワクチン接種に従事でき、ワクチン接種を実施する地方自治体が医療従事者を確保しやすくなる支援策が評価。取組みは約100の地方自治体に採用いただいた。 |
---|---|
【優秀賞】 新種保険部 名古屋企業営業第二部 東京企業営業第七部 | クラダシ社(フードシェアリングプラットフォーマー)と提携し、世界的に注目される社会課題である食品ロス削減に資する「食eco」を開発。本スキームによって、食品事業者はリコール保険料削減メリットを享受するとともに、食品ロス削減を同時実現。さらに一般消費者に対してエシカル消費による身近な社会貢献への参画を促す。「食eco」を起点とした、食品ロス削減の輪を社会全体に広げていくエコサイクルの実現を目指す営業店・商品部が一体となった取組み。 |