あいおいニッセイ同和損保 MS&AD INSURANCE GROUP

株式会社コミュニティネットへの出資および業務提携について

2016年6月17日
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉 恭三)は、株式会社コミュニティネット(代表取締役社長:高橋英與、以下「c-net」)へ出資し、地方創生に向けた多世代コミュニティ事業(以下「本事業」)の企画・推進について業務提携することに合意いたしました。

当社の行動指針の一つである「地域密着」の実現に向けた一つの形として、全社一丸となってc-netと共に地方創生事業に取り組んでまいります。


1.本事業の目的

現代の日本では、少子高齢化が深刻な問題となっております。この問題の克服と地方創生の観点から、「生涯活躍のまち」の制度化が盛り込まれた「地域再生法の一部を改正する法律」が成立(平成28年4月20日施行)しました。

「生涯活躍のまち」構想では、中高年齢者が希望に応じて地方や「まちなか※」に移り住み、地域の住民(多世代)と交流しながら、健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができるコミュニティの形成を目指しています。

※東京圏など大都市から地方への移住にとどまらず、地域内で近隣から「まちなか」に住み替えるケースも想定

今般、当社が出資・業務提携を行うc-netは、サービス付高齢者向け住宅を中心とした多世代コミュニティの企画・運営を行っています。着工前の企画段階から専従の「地域プロデューサー」を地域に派遣し地域住民や地方自治体などとプロジェクトを推進しコミュニティを形成する手法が同社の特徴です。

また、「地域プロデューサー」の様な役割を果たす「運営推進機能」の整備は、「生涯活躍のまち」構想の実現においても重視されています。

当社は、このような独特のノウハウを持つc-netとともに株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)や地方自治体・地域金融機関、生活産業などの運営事業者と連携し、地方創生事業を推進してまいります。


2.提携する事業内容

・「生涯活躍のまち」形成に向けた連携

・当社人財を活用した地域活性化取組みの実現

・相互研修・講演等を通じた地域活性化に資する人財育成

・全国各地におけるシニア向けセミナーの開催

・地域活性化につながるイベント開催支援        など



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以上